翌日。

「ちょっと雪奈~、イケメンと抜けるってどういうこと~。彼氏作らないんじゃなかったの?」

ニヤニヤしながら友達の果歩が聞いてきた。

「いやいや、彼氏ができたわけじゃないから。」

ポテトとナゲット食べただけだし。

「へ~そうなの~?今まで途中で抜けたことなかったのに?」

「え~と・・・、それは・・・」

私がなんて言ったらいいか考えてると、

「運命の人、見つかった?」

と、果歩がきいてきた。
私はそれに深くうなずく。

「見つかった。」


—―合コン運命の人は、いました。