「ついたぁー…」

「お前体力大丈夫か?」

「お兄さんは低血圧だから午前から動きたくないの〜」

「はいはい…つか俺らは同い年だろーが。」

「癖」

「だろーな。」

そんななんて事無い会話が嬉しい。
暴露大会なんてあったけどあれで嫌われていたらと思うと…
ゾッとする。

結果、何も無かったが。
いや、ひとつあるか。よく話しかけてくれるようになった。
面倒くさい先輩から逃げたい時に呼んでくれる。
そう。逃がしてくれるのだ。とても有難い。
…千さんだけは無理みたいだが。

「遅かったね。」

「やっほ!楽!大和!」

「あれ?大和さんに八乙女じゃん?
あんたらも呼ばれてたのか。」

「oh!MATURI組揃いました!」

「ほんとだ!千、集めたの?」

「いや?」

「え?無意識なの?」

百さんは「そんな千もイケメン!」とか
言っている。そこにもう1組。

「遅れて、すいません!って大和さんに三月さんにナギくん?あれ?
八乙女さんまでいるっ!?とりあえず環くんも。ほら。」

「えー…遅れてごめんなさーい。」

「本当にすいません…」

ソウとタマだ。ミツとナギそれに千さんと百さん。
…これはどういう組み合わせなのだろうか。

「いや、さっき集まったばっかりだから大丈夫!謝んなくてもいいんだよ!」

「百さん…!有難う御座います。」

「さて、集まって貰った理由だけど━━━━━━」



「トリプルならぬクアドラプルデート、しない?」