「先輩……。」
「愛ちゃんは俺だけの。」
先輩はそう言うと私の左手の薬指にそっとキスをする。
―――ビクッ
「………ひゃっ……」
せ、先輩〜。
やばい…
本当に幸せすぎる……。
先輩だけのものだなんて……。
先輩のせいでキュンキュンしまくりだよぉ…
「愛ちゃん可愛すぎ。」
先輩は笑って言う。
………う………
先輩…。
「俺、愛ちゃんの事…本当好きだ。」
先輩が言う。
先輩………
先輩が言うと私は笑う。
すると
「……ん……」
先輩に突然キスされた。
先輩のキスは大好き。
優しくて甘くて……。
何度も先輩は私にキスをした。
心臓はおかしくなる。
顔熱いし……。
キスが終わると先輩は指で私の唇に触れる。
「次は大会終わるまで我慢な。」
先輩はそう言った。
……え……


