―――翌日。


「先輩!!」


私は用意が終わり家を出ると先輩と待ち合わせ場所の近所の公園で合流。




「おはよう。愛ちゃん。」


先輩は笑って言う。


わ…


今日も爽やかだぁ……。


かっこいい……。


「大会近くて明日からしばらくは一緒にいる時間少なくなっちゃうから今日はいっぱい一緒にいようね。」


先輩は私の頭を優しく撫で言う。


――キュン…


先輩……。


「今日は親二人ともいないからいっぱい時間あります。」


私は先輩に言う。


「じゃあいっぱい一緒にいよう。」


先輩はそう言うと私の手を握る。


恋人繋ぎはもう当たり前になってきてた。


「愛ちゃんは動物好き?」


先輩は私に聞く。


「大好きです。」


私は笑って言う。


「じゃあ動物園行こうか。」


先輩は私に言う。


………え………


「行きたいです!」


私が言うと先輩は笑った。