やばいよ……。


「せ、先輩ぃ…」


「なんでそんなに可愛いかな、愛ちゃんは。」


先輩はそう言うと何度も私にキスをした。

好きって気持ちはいっぱいある。

本当に本当に好き。


だから


ヤキモチ妬いたり


こんなにもドキドキしたりする。


それらは先輩限定なモノ。








「愛ちゃんどうした?」


――教室に戻ると美香ちゃんが私を見る。


私はというとさっきからにやけっぱなし。


先輩の言葉。


たくさんのキス。



もうドキドキしすぎちゃうよ…



「あー…心臓もたないよ…」


私は顔を熱くさせながら言う。


「へこんだり明るくなったり…愛ちゃんって忙しい子だね…」


歩ちゃんが言う。


確かに忙しいね。


先輩中心で動いてるからいろいろあるんだ。


「でも仲直りしたならよかったね。」


美香ちゃんが笑って言う。


あー…本当先輩ラブだよ……。