それに
「和樹家庭教師みたーい!」
莉奈さんが先輩に言う。
「うるせぇよ。」
先輩が言う。
「でも私は和樹が先生だったらやだな…」
「なんでだよ!?」
先輩と莉奈さんは笑う。
あー…
だめだ……。
胸がなんか痛む。
複雑な気持ちになる。
モヤモヤ……。
あー……これが
ヤキモチ…?
人を本気で好きになった事が今までなかった私に初めて芽生えたヤキモチという気持ち。
やだよ……。
なんか
その場にいるのが辛くなり……
「先輩、私…用事思い出したんで帰ります!」
私は先輩に言う。
「……え……」
先輩は私を見る。
「ま、また明日。」
私はそう言うと先輩の家を出た。
私の弱虫……。
でもヤキモチをどんどん妬く自分が嫌で嫌で……
私は逃げたんだ……。


