「か、可愛くないです…」
私が言うと先輩は…
…………!?
突然私の頭を撫でた。
「俺、三年二組だからいつでも来てよ。」
先輩が私に言う。
……え……
「い、い、い…いいんですか?私なんかがお邪魔して…」
「いいよ。愛ちゃんなんか気に入った。」
気に入った……。
先輩やばいです……
顔は熱みたいに熱いし心臓はこれまでにないくらいおかしくなってます。
「は、はい。行きます…」
私が言うと先輩はにっこりと笑う。
やばいよ……。
夢みたい。
私…先輩と話してるんだもん……。
「じゃあさ、メールしよ?俺、アドレス書いて来たから。」
先輩はそう言うと私にアドレスの書いたメモを渡す。
メール…。
「メールしてくれる?」
先輩は私に聞く。
「は、はい!もちろんです。」
やばい…
本当に本当に嬉しすぎです……。


