「は、はぁ…」

わんこかぁ……。

「明日、電話夕方くらいでいい?」


先輩は私に聞く。


「あ、はい。」



「いっぱい話そうね。」


先輩は笑って言った。


先輩……。



今日は本当に幸せすぎる。


先輩の彼女になれたんだから……。



すると


………あ……


「ここでいいです。」


私は立ち止まり先輩に言う。


もう家に着いちゃう……。


寂しいな……。


「今度は家泊まりに来てよ。」


先輩は私の頭を撫で言う。


……え……


「お泊り…?」


「今度はもっといっぱい愛ちゃんといたいな。」


先輩…。


「私も…もっと一緒にいたかったです。」


ひゃあ…言っちゃった。


すると


―――チュッ


…………!?


先輩は私の頬にキスをした。


「本当愛ちゃん可愛すぎ。また明日、電話でね。」


先輩はそう言うと帰った。