ぇえっ!?


「ま、マジですか?」


私は先輩に聞く。


「うん。マジ。」


……え……

「先輩の彼女に…」


彼女になれるの?


「愛ちゃん?」



気がついたら私の瞳からは涙が流れてた。


「う、嬉しくて…ック…」


私ってば泣き虫…


すると


「愛ちゃん今日泣きすぎだって。」


先輩は私の涙を指で拭く。


「す、すみません…」


私ってば…


先輩は涙で濡れた私の頬をずっと優しく撫でてる。


先輩……。


「俺、愛ちゃんの事好きだよ。」


先輩は笑って言う。


……え……


それってそれって……



「女の子として?」


私は先輩に聞く。


私が聞くと先輩は笑い頷いた。


うそ……。


「愛ちゃん。」


先輩は私の髪に触れ私を呼ぶ。


「は、はい…」


「キス…していい?」


………!?


き、キス……。