彼女は可愛いわんこチャン☆




だけど



見たがってた先輩より私のが泣いてしまい……


号泣………。




「愛ちゃん大丈夫?」


「す、すみません……ック」


終わると先輩と私は映画館の中の椅子に座り休む。


「愛ちゃん泣き顔可愛い。」


先輩は笑って言う。


「ふぇ…先輩…」


私は先輩を見つめる。


すると


――グイッ


………!?



先輩は私を自分の方に引き寄せた。



先輩の香水の匂い、温もりにドキドキする。


「せ、先輩…?」


「愛ちゃんって本当わんこちゃんみたいに可愛いわ。」


先輩は私に言う。


わ、わんこちゃん?


「せ、先輩っ…」



「しばらくこうさせて。」


先輩はそう言うとしばらくそうしてた。



心臓はいつも先輩がおかしくさせる。


先輩だけが私をドキドキさせる事をできる。