彼女は可愛いわんこチャン☆





先輩との待ち合わせ場所には気合いを入れすぎたため早く着いた。



だけど


………え………


先輩はもうすでに来ていた。


私服…かっこいいなぁ。


「せ、先輩っ。」


私は先輩に近付き先輩を呼ぶ。



先輩は私に気付くと私を上から下まで見る。


……え……


へ、変かな…?


「先輩?」


私は先輩を見る。


すると


「愛ちゃん可愛すぎだから。」


先輩が言う。


せ、先輩……。


「せ、先輩もかっこいいです。」


私も言う。


い、言っちゃった。


すると


「あ、ありがと。よし、行こうか。」


先輩は少し照れてそう言った。


「は、はい。」


私と先輩は並んで歩き出す。


デート…なんだよね。


本当心臓やばい。


だけど


――ギュッ


…………!?


先輩はいきなり私の手を握った。


せ、先輩!?