「はい。部活…頑張って下さいね。」
私はそう言うと持っていたボンボンを振り先輩に言う。
「ありがとう。愛ちゃん本当いい子だな。後で!」
先輩は笑って私に言うと部活を再開した。
私は教室に戻り着替えて先輩を待った。
――だけど
先輩が来たのは一時間目の後の休み時間だった…。
「ごめんな!遅れて…。移動しようか。」
私と先輩は会うとすぐにまた図書室へ。
あまり人がいないため話しやすい場所だから私は気に入ってた。
「愛ちゃん結構、チアガール似合ってたよ。」
先輩は図書室に着くと私に言う。
「そうですか?」
「あれは男にはたまらないよ。」
「あはは…」
恥ずかしいけどね。
「無理なお願いしてごめん。愛ちゃん可愛いから少しからかいたくなったんだよね。」
なっ…
「先輩ーっ。」
からかうとかひどいよぉ。


