「見せて!」
二人に言われると私は持っていた紙袋から服を取り出し二人に見せる。
「………え!?」
二人はびっくり。
「どうしたの?」
「結構短くない?スカート。」
「そうかな…普通のチアガールさんはこんなんじゃないの?」
「いやいや…それより短いよ。」
そうなんだ…
でも
「先輩が望むならどんなカッコでも大丈夫だよ!」
チアガールなんてへっちゃらだもん。
「愛ちゃん純粋すぎ…。少しは先輩を疑おうよ?」
歩ちゃんが言う。
大丈夫!
先輩はいい人だもん。
条件みんなクリアするんだから!!
「愛ちゃん来たよ。」
――休み時間。
先輩が来た。
また会えるなんて幸せすぎです。
「どうしたんですか?」
「愛ちゃんに話あって。」
「…………?」
先輩?


