「歩ちゃんのおばけ絶対怖いよ。ね、愛ちゃん?」
美香ちゃんが私に振る。
「…え?」
やば…
ついぼーっとしてた…
「ごめん。文化祭の話聞きたくなかったよね。愛ちゃん先輩と行きたがってたし…」
美香ちゃんが言う。
「う、ううん!ごめん、私が悪いの。今年は三人で行こうよ!」
私は笑って言う。
「無理しなくて良いよ?愛ちゃん。」
美香ちゃんが言う。
「大丈夫!私、もう立ち直るから。」
私はそう言う。
本当は
無理……。
私は本当だめなの。
友達に心配ばっかかけて………
離れてるうちに
先輩ももう
こんな私の事、忘れちゃうかもしれない。
このまま行ったら
どうなるの…?
本当は
不安で不安で
堪らないんだよ…。
先輩に会いたい。
そんな事しか考えられない。
私は本当にだめなやつだよ……。


