すると


「なら、愛狙えるチャンスいっぱいかな。」


裕君が言った。


は、はい!?


「な、何言ってんの?」


ゆ、裕君…


「俺のが愛とは付き合い長い。だからあんなやつなんかに渡せないから。」


裕君は私に言った。


そ、そんなぁ……


裕君………。


「というわけで!今からデートしよ。」


裕君が言う。


「………は?」


裕君?


「昨日のゲーセンで遊ぶよ!」


「えー!?」



裕君にまた私は連れ出された。



なんでこうなるかな…。




私はこの時知らなかった。




あんな事になるなんて…



今日も裕君に振り回された。



私にとって裕君は弟とか友達みたい。


確かに楽しいけど


私は先輩以外もう好きになれない。



だから


裕君には何とかして諦めてもらわないと……



私をずっと好きだと裕君が傷つくだけだよ…。