「あの私…」
私は言いかける。
すると
「あ、和樹♪願書一緒に出そうね!」
莉奈さんが先輩に気付き先輩に言う。
……え……
すると
「愛ちゃん、場所変えようか。」
先輩が言うと私は頷き、先輩と教室を出た。
「…ごめんな、莉奈が…」
「いえ…」
――先輩と私は旧図書室で話す。
人気がないしたまたま空いてたからここに来た。
「先輩、莉奈さんと同じ大学で同じ科なんですね…」
私は先輩に言う。
先輩の事信じるよ?
でもね……
「あいつが勝手に言い出したんだ…。俺、何とかするよ。あいつが志望校変えるよう…」
「はい……。」
「俺は何があっても愛ちゃんだけだから。」
先輩は私の頭を優しく撫でる。
そう…だよね……。
先輩だもん…。
私はすぐに
不安になっちゃうよ…。


