先輩には裕君が私の家にしばらくいるなんて言えない……。
不安にさせたくない。
こんなにも大好きな人を不安にさせたくない…。
私は
先輩だけ…。
裕君が何しようと
気持ちは絶対変わらないって言えるよ。
「じゃあ…お願いします。」
私は先輩に言う。
「はい。よろしくね」
私が言うと先輩は笑ってそう言った。
「……で?言ってないの。」
「……うん……。」
――学校に着き先輩と別れ、教室に入ると歩ちゃんと美香ちゃんに裕君の事を相談。
「確かに言いづらいよね…。」
美香ちゃんが言う。
「でも、先輩にばれたら大変だよ?」
歩ちゃんが言う。
………う…………
どうしよう…。
「素直に言えば?」
美香ちゃんが言う。
「無理無理!」
私は美香ちゃんに言う。
先輩に言えないよ……。


