彼女は可愛いわんこチャン☆






――翌日。


「愛!一緒に学校行こう!」



朝、私が学校に行こうとすると裕君が言う。


「ごめん。先輩と行くから…」


私は裕君にそう言うと先輩とのいつもの待ち合わせ場所へ。


絶対に先輩を裏切りたくないよ……。


裕君は友達。


私にとっては友達。








「先輩!」


――待ち合わせ場所の公園に着くと私は先輩を呼ぶ。


先輩は先に来ていて、待ってた。


だけど


………あれ?


先輩はなんだか複雑な表情。


「先輩…?」


先輩に私は近寄る。


すると


―――グイッ


………!?


いきなり先輩は私にキスをした。


「……んっ………」


激しいキス……。


先輩、どうしたの…?


「……はっ…」


キスが終わると私は先輩を見つめる。


顔が熱い。


心臓がやばい。


先輩なんでいきなり……