――翌日。
「愛!一緒に学校行こう!」
朝、私が学校に行こうとすると裕君が言う。
「ごめん。先輩と行くから…」
私は裕君にそう言うと先輩とのいつもの待ち合わせ場所へ。
絶対に先輩を裏切りたくないよ……。
裕君は友達。
私にとっては友達。
「先輩!」
――待ち合わせ場所の公園に着くと私は先輩を呼ぶ。
先輩は先に来ていて、待ってた。
だけど
………あれ?
先輩はなんだか複雑な表情。
「先輩…?」
先輩に私は近寄る。
すると
―――グイッ
………!?
いきなり先輩は私にキスをした。
「……んっ………」
激しいキス……。
先輩、どうしたの…?
「……はっ…」
キスが終わると私は先輩を見つめる。
顔が熱い。
心臓がやばい。
先輩なんでいきなり……
。


