先輩と登下校したりお昼一緒にしたり…
先輩が卒業したらそんな時間はもう……
「大学受かって卒業して、仕事見つけて…。あー、結婚まで長いなぁ。愛ちゃん二個下だしねぇ…」
先輩が言う。
「長いですね…」
なんで私は先輩の二個下かなぁ……
同い年だったら良いのに……。
「俺、絶対ずっとずっと愛ちゃんを離さないから!」
先輩が言うと私は笑った。
「はい。」
大丈夫…だよね。
先輩となら……。
「ただいまぁ!」
――始業式を終えると私はすぐ帰宅。
あれ?
玄関には知らない黒いスニーカーが。
お客さん?
私はリビングへ行く。
すると
「よっ!」
………え…………
リビングに入ると私はびっくり。
「ゆ、裕君!?」
な、なんでぇ!?
いきなり私と先輩に波乱は舞い降りた…。


