「恥ずかしい…。」

私が言うと先輩は笑う。

「本当可愛い。」

先輩はそう言うと私のおでこにキスした。

「せ、先輩…」

「本当、可愛いわんこちゃんだなぁ…」

先輩はそう言うと私を抱きしめた。


先輩……。


私はぎゅっと先輩に抱きつく。


先輩が大好き……。


本当に本当に…


ほーんとに……。



優しい瞳で私を見つめる時


私の頭を優しく撫でる時


私の手を包み込んでくれる時


大好きな先輩とのキスの



先輩が笑う時……



先輩といる時間は私にたくさんの幸せを与えてくれる。


ひとつひとつが大切だよ……。


気がついたら先輩の温もりに安心して私は熟睡していた。





「ん〜。」


目覚めたのは太陽から夕日に変わった時間代。


「おはよ。」


―――ドキッ。


隣を見るとまだ衣服を着てない先輩。


「お、おはようございます…」


まだドキドキだぁ……