すると

「愛ちゃんは俺のだから。手出したらぶっ飛ばすよ?」

先輩は裕君の前に立ち言う。


先輩…


「行こうぜ。」


裕君は友達とその場を離れた。


先輩…。


「ありがとうございます…」


私は先輩に言う。


「俺がずっと愛ちゃん守るからね?」


先輩が言う。


――キュン…


……先輩……


「はい…」



私が言うと先輩は優しく笑った。



先輩以上なんて


絶対いないよ…。


先輩は私の中の1番なんだから…。


―――ヒュー……ドーンッ!!



花火が上がる。


私と先輩は手を繋ぎ花火を見つめる。


綺麗だな…。


先輩と見れて良かった…。


素敵な旅行だなぁ…


先輩とまた行きたいなぁ……








「花火やろっか。」


先輩は事前にコンビニで買って来てた花火を出し言う。


「はい!」


花火やるの久しぶりだなぁ…