「だめだな。好きすぎてやばい…」


……え……


「せん…ぱい…」


「愛ちゃん、俺だって妬くんだよ?独占欲強いんだから…」


先輩が言う。


先輩…。


「先輩…。」


「愛ちゃんに嫌な思いさせたくなくて言えなかったけど…すっげー妬いた。」


先輩が言う。


「……え……」


「でも嫌だなんて言わないで堪えようって思って。だけど、さっき告られてるの見ちゃって…もうだめだよ。」


私は先輩に抱きつく。


「ま、愛ちゃん?」


「私はすごく嬉しいです。先輩に妬かれて…」


私は先輩に言う。


「愛ちゃん…」


「先輩も言って下さい…。辛かったら私に。じゃなきゃ不安になっちゃいます…」


先輩に私は言う。


すると


「ごめんな。愛ちゃんに寂しい思いさせて。」


良かった…。


先輩と仲直りできた…。


良かった…。