先輩……?
――夕飯時…
「美味しい!!」
私は夕飯を食べ言う。
やっぱり良い旅館だなぁ…ここ。
先輩はさっきから大人しい。
なんでかな?
いつもはいっぱい話すのに……
「先輩?」
私は先輩を見る。
先輩はぼーっとしてる。
どうしたのかな…。
私
何か言ったかな……。
「喉渇いちゃいました。確かロビーの方に自販機ありましたよね?先輩、一緒に行きましょう。」
夕飯が終わると私は先輩に言う。
「あ、うん…。」
先輩はおかしいまま。
先輩……。
私と先輩は自販機へ向かう。
すると
「愛!」
……あ……
前から裕君が来た。
本当に同じ旅館なんだ…
裕君は笑って私に近付く。


