もうすぐ出番が来る。


怖い怖い…。


「愛ちゃん裾…」


先輩が言う。


……はっ……


怖くてつい先輩の服の裾掴んでた!?


「ご、ごめんなさい…」


私は手を離す。


すると


先輩は私の手を握った。


……え……



「可愛いなぁ愛ちゃんびびり。」


先輩が言う。


「………う………」


やっぱばれた…。


「でもびびる愛ちゃんも可愛いから引き返さないからね?」


先輩がにやっと笑って言う。


先輩って


たまにS……?


普段優しいのに!!



結局私達はジェットコースターに乗る事に。



すっごい怖かった。



「………ック…ヒック…」


怖かったぁ…


降りると私は泣いてしまった…。


「愛ちゃん大丈夫?」


先輩が私の頭を撫でながら聞く。


「はい…」


怖いよぉ…


私は床にしゃがみ込みぐったりしてる。