嫌な事ばっか
考えちゃう私がいる。
先輩は
私を裏切るわけがないんだよ?
先輩が幸せなら
私も幸せ。
そう思わなきゃ……。
莉奈さんの言葉に不安になっちゃうけど……
私は先輩を信じるべきで…
不安になったらだめ。
だめなんだよ……。
「羨ましいです。良かったですね。」
さっきから私は無理して明るくしてる。
先輩に心配かけたくないもん…。
だけど
『和樹〜。早く来てよ!』
莉奈さんの声が聞こえた。
先輩の近くにいるの?
嫌だよ…。
私はヤキモチ妬き。
『ごめん。騒がしくて。また明日電話…』
「ま、また明日!」
私はそう言って電話を切った。
だめだ……。
不安………。
先輩と離れる事ができないの?
私は……。
子供だよね。
先輩を困らせたくないのに……
だめなんだ私は……。


