どうしよう……。
「愛ちゃんどうしたの?」
先輩は私の隣の席に座り私を見る。
「先輩…あの…私…」
私は言おうとする。
先輩は
どんな反応するかな……。
「愛ちゃん?」
「ごめん…なさい。百点ありませんでした。数学なんか平均点以下だったし…旅行行けないですよね…」
私は先輩に素直に言う。
先輩は
どんな気持ち…?
私はドキドキしながら先輩を見つめる。
すると
「それで涙目だったの?」
先輩は私に聞く。
私は頷く。
「なんだよそれ。俺が愛ちゃんの成績くらいで怒ったりすると思った?」
………え………
「先輩…」
「ごめんな。百点だったら旅行とか言って。」
先輩は私の頭を撫で言う。
「先輩…」
「愛ちゃんさ、今回と前回…どっちのテストのが成績良かった?」
先輩は私に聞く。
「今回です…」
私は答える。


