てなわけで、この状況。


四季くんは単なる親切かもしれないけど

私にとっては得でしかないこの状況。


さっき握られた腕が熱い。


ずるいよ。


私だけ、こんなにもドキドキしてる。


「三ツ矢ってバス?」


「そうだよ」


「おっけ」