雨、時々、好き


いつもは遠くから見てる彼が

今日は隣に座っている。


嬉しすぎるな。


沈黙も、全然苦じゃない。


「俺、次で降りるからこの傘使って」


すぐに降りることは知ってたけどね。


「大丈夫だよ。駅にコンビニ入ってるから」


「もったいないじゃん?あ、じゃあまた明日ね」


そう言って、

彼は鞄から折りたたみ傘を出して、

バスを降りていった。