「てかさ、何で俊くんと先に出会わなかったんだろうね」
胡桃はペロッと舌を出す。
「だってさ、友達にちゃんとそう言ってくれるんだよ?いい人過ぎない?」
でも確かに、一度遊んだ時に2回も 「本当に一輝でいいの?」と聞いてきた。
それは女癖の悪い一輝くんの事を全て知っている友達だからこそ聞いてきたのかもしれない。
「もう俊くんでいいのに」
「何バカな事を言っとる!」
軽く胡桃の頭を叩く。
だけどさっきの理由を聞いてさらに思った。
一輝くんと別れてよかった、と。
絶対あたし以外にも何人かの女の子と連絡取ってたんだろうなぁ。
全然返信なかったし。

