そして自宅。
涼介くんとはイブ後でなんだかぎこちないあたし達。
「ここは、代名詞だ。……おい優」
「へ?あ…ごめん」
ぎこちないのはあたしだけなのかもしれない。
イブの日の帰りのあの切ない目をした涼介くんが浮かんでいつもと違った涼介くんだったから変に意識してしまう。
「集中しろ。もうすぐで受験生なんだぞ」
「……受験生受験生って、そんなの分かってるよ…うるさいなー」
「ったく、相変わらず口が悪いな。女子で口悪いと男子が引くぞ」
「別にいいもん。どんどん引いちゃって下さい。あたしもうそういうの気にしない事にしたから」
「はい?」
「だから、恋愛しばらくしないって事」

