惚れやすいんです、あたし







そして今日は涼介くんの日。


部屋でいつもと同じように涼介くんの授業を受ける。

この間はベッドでの顔が近距離事件があったからあたしは少し気まずかったりする。




「お、そういえば坂本とのデートどうだった?」


「へ?」


「へ?って。デートしたんだろ?」


「あー、うん。したした」


「何だよその態度〜。適当に返事返すとか…坂本とのデート失敗して機嫌悪いんか?」



赤ペンであたしの頬を突く。



「ちょ!違うってば!別に失敗してないよ。う、上手くいったよ?」



…いや、途中までは。




「どこ行ったんだよ」



やばいっ、涼介くんもその日一緒の場所にいたから場所は言わないように気をつけないと!



「映画だけど?」


「ふーん。映画の後は?」


「えっと……ブラブラして帰った」