「牛乳、牛乳〜〜っと」
あたしはいつも冷蔵庫に入っている牛乳をカゴに入れそのままアイスコーナーへ。
おつかいしたんだしこれくらいいいよね?
大好きなアイスを見ていると、
「え!宮本さんじゃん」
ふと声をした方を見るとそこには私服姿の坂本くんがいた。
「わぁ、偶然だね!びっくり」
家が近いからそりゃ会うこともあるか…
にしても、ラフな格好をしている坂本くんがいつも見慣れている制服姿とギャップがあり結構ドキドキしてしまっている。
「な、なんか学校以外の場所で会うと変な感じするね」
なのにあたしは上下ジャージという…、なんともまぁ女子力が1つもない格好。
…最悪。
「本当だね。アイス買いにきたの?」
「ううん、お母さんに牛乳買ってきてって頼まれてそれついでにアイスを、ね」
「ははっ、そうなんだ。実は僕も妹にアイス買ってこいって言われてね」
「へぇ、坂本くん妹さんいるんだ。いくつ?」
「中1。13歳だから5歳差かな」
妹の為に買いに来たなんて、やっぱり優しい。

