惚れやすいんです、あたし




さっきの痛みは、




「気のせいか。

それにしてもまだ夜は少し冷えるなぁ…」



そう言いながら家に入ろうとすると、



「優ストップ!そのまままだ靴履いててね?」



と、お母さんからの止まれ命令。



「な、なに……ヤダよ。おつかい?」


「ピンポーン!お願い!牛乳切らしちゃったのよ。晩ご飯で使うから買ってきてちょうだい」



そんな事だと思ったよ。



「お願いね〜」とお母さんは財布ごとあたしに渡した。






外はもう真っ暗。

女子高生を夜遅くにおつかいに出すなんて。お母さんどうかしてるよ。



ま、スーパーほぼ隣で近いからいいんだけど。