「宮本さんはいるの?彼氏……」
「え?いないいない!
去年に鼻くそみたいな人と別れてからいないかな」
「はっ、鼻くそ?!」
ぶっ、すっごい目真ん丸になってるし。
「そ。最低だったんだー、その人」
「……もしかして、去年教室で泣いてた原因の人だったりするの?」
「あー、そうだね…。それからもう恋愛はしばらくいいなってなっちゃって。」
「……」
「あ……こんなベラベラと。あたしの話しなんてつまんないよね!あははは」
「……つまらなくないよ」
「え?」
「もっとして、宮本さんの話し。僕が聞きたいんです」
お互い歩いていた足がぴたりと止まる。

