惚れやすいんです、あたし




そして今からの授業はもうすぐある遠足の班決めの時間だ。



「4、5人で決めろよー!」


担任がそう言うと皆んな席から立ち上がり男女で班組んだり、仲良しグループで集まりだした。



「優一緒にまわろうっ」


「うん!」



あたしはもちろん胡桃と。



そんな様子を教室の後ろで眺めている涼介くん。



…教室に涼介くんがいるのが違和感というか、不思議で仕方がない。



ーーバチ

思わず目が合ってしまい瞬間的に反らしてしまった。


ずっと見てしまっていたことバレたかな…

なんか家で見る涼介くんと違って見えるのか、変に緊張してしまう。



「ふっ、2人だけじゃだめだよね…誰か余ってないかな?」



あたしは気を取り直して胡桃に話しかけた。



「あ!坂本君たちは?あそこも2人だから、あたし達と丁度4人になるんじゃない?」



「最近優とも仲良いし」と後から付け足した。