余計に熱出るからやめてーーーー!!!! と叫びたいのを我慢して点滴が終わるのを待った。 葉山主任は気を使ってくれたのか、待合室のほうに行ったようだ。 点滴が終わり、葉山主任の所へお礼を言いに行く。 そして 「タクシーで帰るので大丈夫です」 と言ったが 「それじゃあ俺が待ってた意味がないから」 と、ごもっともな言葉を返され、何も言えなくなった。