本当の恋を知る瞬間

「っ!どーしたの?華菜ちゃん」

会議が終わるまで待ってくれていた桜に、



さっきあった事を報告する


「ーーーって言うわけなの!」



「そ、そーなの?よかったねー。」


まさか輝くんと喋れる日がくるなんて!



片想いのまま卒業だとずっと思ってたから



本当に嬉しくて、もう天に昇ってしまいそう



な勢いだよ〜



「華菜ちゃん、本当に輝くんが好きなんだねー?」



「うん!大好き!」



っ!



一瞬桜の顔が曇ったような気がした



でも、その後の桜はいつも通りで私の思い



過ごしかな。



あー。早く明日にならないかな、これからは



輝くんに堂々と話かけてもいいんだよね!



よしっ!そーと決まれば早く家に帰って寝な


いと!クマなんて出来てたら大変だもんね!



「桜ー!早く帰ろー!Let's goだよ〜」


「もぉ〜華菜ちゃん落ち着いて〜。」