「先輩!まだそーと決まったわけじゃないでしょ!ちゃんと話し合わなきゃ!」



うん、そーだよね。桜の気持ち何も聞いてない!私が勝手に決めつけてるだけだもんね



「ありがとう!松原くん!
私桜と話してみる!」



「はい!またいつでも頼ってくださいね
あと、松原くんじゃなくて陽人でいいっすよ、なんか名字って呼ばれなれてなくて…」



でも、いきなり呼び捨ては抵抗が…



あ!じゃあ
「はるくん!呼び捨ては恥ずかしい、から
はるくんで許してください」


ーっ!ボソッ
「今のは反則です」


「え?なんって言ったの?」



「何でもないですよ!じゃあ、またね
華菜先輩♪」


そうして私たちはそれぞれクラスに帰っていった。