雨上がり、空を見上げた。




自己紹介は席の順番的に私が最後になり、とうとう私の前の人まで順番が回ってきていた。


あー。帰りたい。やっぱり大人数は苦手だ…
桜もいないし話す人がいない…
いいタイミングで帰っちゃおうかな…

なんて考えていた時。

個室の扉がガラガラっと空いて男の人が入ってきた。


すると石原先輩が、
『遅いよ~永瀬!はい!早速自己紹介して!』と大声で言うので


さっき桜が言ってた永瀬先輩の事だとすぐに気が付いた。


永瀬先輩は爽やかな笑顔で
『はじめまして!2年の永瀬優斗(ながせ ゆうと)です!今日は遅れてごめんなさい!』
と笑いながら自己紹介していたもののその場にいた女子は皆完全に見惚れていた。


確かに芸能人にいてもおかしくない顔立ちをしていた。

白い肌に綺麗な切れ長の二重、それから高くて通った鼻筋にぷっくりした形のいい唇。
小さい顔にそんな綺麗なパーツがきちんと並んでいる。爽やかイケメンとはこの事だ…

おまけに高身長の黒髪パーマときた。
女子ウケ100%じゃないか!!と心の中で突っ込んで少し笑ってしまった

その時少し目が合ってしまい私は慌ててそらした。