三井くんに告白され、彼氏ではなく親友に、となった日から数日が経った。



相変わらず私と健太くんとの進展は中々なく…



「今どんな感じ?」


「…脈ナシ」



こんな会話まで交わせるまでに。。。



私と三井くんの会話を盗み聞きしていたのか、隣の席の健人くんが消しゴムを投げてきた。



「おい佐野〜」



消しゴムは丁度、三井くんの頭に当たったらしく、いかにも不満げな顔を浮かべる三井くん。



「恋バナなんてバカバカしい」



クールに答える健人くん。