私は1日中、佐野くんからの返信を待っては少し時間を空けて返してを繰り返した。




時間が経つのも早いもので、あっという間に夜になりーーー




「明日の支度、しておきなさいよ」


「はーい」



“女子高校生”という肩書きと、今日、いま、この瞬間、私はサヨナラを交わした。