〈学校〉

今日も普通に授業を受けていた。
はずだった。
その時までは。

?「龍鬼、今日こそてめえらを潰しにきた!総長、出てこいや!」

優「何ですか?あの醜い挨拶は」

?「おいこら、怖くて出れねぇのか?」

優「どうしましょうかね」

クラス ざわざわ

先生「な、なんなの?あの人たちは」

優「先生、少しゴミを捨ててきますね、行きますよ」

先生「え、えぇ、ん?中川くんは関係ありませんよね?早く席に座りなさい?あなたが出ても何もできないわ?怪我したくないなら早く座りなさい」

燎「(イラッ)」

優「何してるんですか?中川くん、早く行きますよ?」

先生「え、え?中川くん?」

燎「先生、隠しててすみません。俺、龍鬼の総長なんで行かなきゃ」

先生「え………え?」

『行こうか?』

燎「そうだな」

優「お願いできますか?」

先生「あ、あなた、、こそ、関係ありませんよね?」

『すみません、世界No.Iの雷蝶の総長です』

クラス ざわざわざわざわ

先生「(あんぐり)」

『鬼龍斗、相手は何人だ?』

優「ざっと50くらいですかね?」

『楽勝だな、族名は?』

優「悪鬼という族です」

『いかにも悪そうだな。よし、さっさと片付けるぞ。10分だ』

優「そうですね」

『蝶美、クラスメイトを守ってくれ』

透「分かった」

クラス&先生(いつの間に!?)

『蝶清と蝶流は龍鬼の援護』

魁&湊「了解」

『さぁ、お手並み拝見といくよ。悪鬼さん、俺らに盾突いたのが悪い』

魁「蝶鬼、クラスメイトが死ぬぞ?」

『あ?』

魁「殺気、しまえ」

『あぁ』

魁「気をつけろ」

『すまない』