店に入って先に口を開いたのはりゅうちゃんだった

「おまえさ」
「ん?」
「、俺が帰った後ひかると、、」
「付き合ったよ。」

愛想笑いだった。
りゅうちゃんには知られたくないと思ってた
けど、過ぎたことそう言い聞かせて答えた

「なんで?どこがよかったの?」

、、そんなの分からなかった
あたしの意思で付き合ったわけじゃないから

「私が自分の気持ちで付き合ったわけじゃないから。」
気づいたら言ってた
「え?」

「周りの雰囲気で断れなくなってたから酔ってたし流されたの」

なんて反応するかな。
そう不安に思ってたのに

「そっか、またお前の店いくよ笑」

「うん。」

そのまま話が逸らされてカラオケしたりして私は気付けば1杯目を飲み終えてた