芸能人の彼と普通の女子高生。








そういえばそういう話聞いたことなかったな。





彼女がいないっていうのはハッキリ言われたから知っているけど。






タイプなんて聞いたって、あくまで自分が近付けそうなタイプだと思えれば頑張ろうってなるけど。





もしここで奏大さんが「年上」とか答えたらそれだけで私はアウトだし、「色気がある女が好き」とか言われたらやっぱり今の私には到底無理。





聞くのがちょっと怖い。





『好きなタイプですか?...特に意識してないですけど、......ふとした時、周囲を気遣える優しさが垣間見えたりするといいなって思いますね』






『うんうん!』





『あまり歳だとか立場とか容姿に関しては気にしてません。そうなると根本的な人間性の部分を見るようになりますから、優しさがあるとか、その他にも常識を弁えてるとか、清潔感のある方が良いと思います』





『かなり寛大ですね〜』





『そうかもしれないですね。あと、何かに一生懸命な人は好きですよ。尊敬出来ますし、褒めてあげたくなりますよね』





『やっぱり頑張っている人は素敵ですからねー。ということで全国の女性ファンの皆さん!望みは保たれましたね!というか、この寛大さでさらにまたファンが増えたのではないでしょうか!』





『そうだと嬉しいです』






奏大さんはタイプについて特には語らなかった。




少しホッとしたような気もするけど。




1番優しい答え方で上手くはぐらかされたような気もした。