奏大さんの言ってる意味が分からなくて「うん?」と首を傾ける。





「.....絶対意味分かってないだろ」





「意味?」





「いいよ、愛衣のそういうところも凄え可愛いと思うから」





奏大さんはどこか楽しそうに笑ってまた私の頭をポンポンする。





「......だから、そういうこと言わないで下さい」





なんか、子供扱いされてる気がする?






「えっと、よく分からないですけど本当にありがとうございました。今日は最高の誕生日です。来てくれて嬉しかったです」







「うん。17歳、おめでとう」






「次は私が奏大さんを祝う番です。楽しみにしてしてて下さいね?」





何しようかな?




私はこんなにも幸せな気持ちをもらっちゃったから、ちゃんと返したい。








手作りケーキ、は重いかな?





でも、奏大さんの身につけるものとかって全部おしゃれだし高そうだからプレゼント選びは苦戦するかも。