「ええ、なにそれっ!!」
「どゆこと??断られたんだよね??」

翌日に葵に小菅くんに降られたあと向こうからのLINEが増えたことを相談した、

「うん、バッチリ断られた」

「のあーー!もう、本当なにかんがえてるのあの人はぁ!もうっ。」

確かに小菅くんが
何を考えてるのかいつも気になる、

好きな人はいるのか、付き合ってる人はいるのか、好きな食べ物、好きな動物、好きな色

それに私のこと

小菅くんの考えてることは、いつもわからない、私を好きじゃないとしても、
こんなに優しくしようとしてくれるあの人は何を思ってるのかな、
どう考えて優しくしてくれてるのかな

もう、考えてるだけで
いたい、胸がすごく、痛い。

キューって心臓が潰されていくような、
握られてるような、痛み、



こんな痛みだっていつかはきっと消えてくれるはず、、それを信じて、






今日は休みで葵たちと皆で遊ぶ、
最近はひきこもってばかりだったし
小菅くんを忘れられるくらい
楽しもうと思う、

それに葵以外の二人に会うのは
なんだか、久しぶりだからすごく楽しみ



はやすぎたかなー、?

楽しみすぎて集合時間より早く
ついてしまった私はもう10分くらい
ここで待っている、

もう、外は寒くなってきてて
体はどんどん冷えきってきた

「さむーー、」

ぶぶーーー、
ん、LINE、皆かな、さては寝坊したかな?

゛翔 ゛

え、小菅くん?
また向こうからのLINEだ

私が片想いの時は全然無かったのに、!
最近は相談したあとも何回があったので
それなりに言葉を交わしていたけど
今 、は、もう気分がさがる、
もうやめてよ、気がないなら

「ふぅーーー、」

深呼吸してトーク画面を開く

『三村に思わせぶりな態度とっててごめん、僕は三村のことは好きじゃないのに』

すきじゃない、すきじゃない、、
分かってたはずなのに、

分かってるけどっ、

「ふぅ、っ、ぅう。」


『いや全然大丈夫だよ』
自分の気持ちとは裏腹に
小菅くんとこれ以上仲良くならないために、
好きになっちゃわないように、心配させないように、言葉を選んだけど

返ってきた言葉は

『ごめん』
『本当僕最低だよね』
『ほんとごめん』

こっちが大丈夫って言ってるんだから
これ以上謝らないでよ、
なんか私の心見透かされてるみたいで
それがまた、優しさを感じさせられて

いつになったらこの気持ち消えるんだろ

誤魔化し出ても、誤魔化しきれないくらい
気持ち大きくなりすぎて、、辛い

好きなのに。好きだから辛い


「のあ、っ!」

「おおー!葵っ、おはようぅ、っ、」

「のあ、大丈夫なの?なんで泣いてるの?」

「いや、なんでも」

「なくないから泣いてるんだよね?」
「親友だよね?」
「それくらい、頼ってよ、」


「あおい、、」

「小菅でしょ?」

「うん、」

「ごめんそれ、私がこの前LINEで小菅に色々言ったからだと思う

私もひどかった、ごめんね」

「え、あ、。ううん、」

葵のことは別に怒ってないけど
逆にはっきり言って貰うことできたから、諦めるきっかけになりそうだし、感謝してるけど、、

なんかもう、自分が嫌になりそ、

親友にまでいらないことはしないで
とか思っちゃう最低なとことか、やだ


まあそれからマイペースなゆいのすけとももは少し遅れてきて私が泣いたことは
気づかなかったのでよかった

特にももは心配性だから、

せっかく四人で久しぶりに
集まって遊んだのに、ずっと小菅のこと
で頭がいっぱいになっちゃってて、
楽しく遊べなかった、

なんだか3人には心配させちゃったみたいだし、嫌だな。こんなの。