夏色のアネラ



もとから大きな目をさらに大きく見開いてパチクリした。



「いや、ありがたいけど大丈夫だよ?別に靴下でも……」


「いーから。お前さっき靴下新しくしたって言ってたじゃん」


「でも……」




まだ煮え切らない明日香に向かって、俺は意地の悪そうな笑みを浮かべて言った。




「それともなに?俺にお姫様抱っこでもしてもらいたい?」