夏色のアネラ




「いんだよそんなん!お前、さっき心ちゃんに告られてたろ?!」


「心ちゃんっつーのあの子?」


「はー?なにお前、心ちゃん知らねぇの?さんっざん男子の間で騒がれてたじゃねぇかよ!」



どんどん大きくなる晴人の声に、周りの人がなんだなんだとこっちを見てくる。


事情を知っているのか、一部の男子の顔は獲物を取られたライオンみたいだ。