夏色のアネラ



そんなことを言いながら、三人で順位を探す。


と言っても、三人とも毎回同じような位置に名前が載っているからすぐに見つかる。


だからなのか、なんだかんだ言いつつ緊張もなにもない。




「あった。うわ最悪。晴人に一点負けた」


「へっへーん。これが実力の差ですよ明日香チャン」


「……」