3年後。 朝……いつもの目覚まし時計の音が鳴ってる。 ベッドの中から伸びた蓮の手が、時計を押さえて音を止める。 私の髪を撫で、やさしいキス。 「おはよ……」 蓮のかすれた声が、素敵。 「蓮……あと5分だけ……」 「うん……」 同じベッドの中で、蓮にくっついて眠る。 秘密の恋は、止まらない。 end